結果を出すには、GRITと成功曲線をイメージしよう！

成功曲線を知っていますか？

どこかで見たことありますか？

見たことある人は、成功に少しだけ近づいています。
しかしながら、本質的に理解していますか？

結果を出したければ、この成功曲線を知っておく事は、本当に重要です。

人は何かに取り組もうとする時に、最初が1番モチベーションが高いのです。
そして、努力に応じて、数字が上がったり、人から称賛されたり、結果が見えたりすると、そのモチベーションはより高くなります。

しかしながら、多くの事柄で、努力に対して、正比例するような結果は出ません。努力しても努力しても、目立った結果は出て来ないのです。

受験勉強しかり、スポーツしかり、ビジネスしかり、ほとんどの物事において、「ブレイクポイント」までの時間がかるのです。

取り組みんでいる事の難易度が高ければ高いほど、結果が出るまでの時間がかかるのです。

なので、ほとんどの人は、途中の「挫折ポイント」で辞めてしまい、また別の事に取り組もうとするのです。

故に、また最初からスタートという事になり、いつまで経っても「ブレイクポイント」に辿り着かず、「自分には才能がない」と諦めてしまい、自己肯定感も低くなっていくのです。

私も過去にスキーをやっていた時に、パラレルと言って、板を並べて滑ることがどうしても出来ず、何度も何度もトライしては転んで、トライしては転んでを繰り返して、諦めようと思った事がありますが、それでも気を取り直して続けていた時に、ふとした瞬間に体重移動のコツが掴めて、今まで出来なかった事が嘘のように出来た事があります。まさに「ブレイクポイント」を超えた瞬間ですね！

後は、幼少の頃の自転車の補助車を外して、2輪運転が出来るようになった瞬間は、多くの方がこの「ブレイクポイント」を経験した事があるのではないでしょうか？

何度やってもバランスが取れずに2輪運転が出来ずに、親に後ろから持ってもらい、転んだりしながら、何度もトライするうちに突然バランスが取れる瞬間ですね！途中やめていたら、「挫折ポイント」で終わりでしたが、「ブレイクポイント」まで到達した瞬間です。

これは、スポーツやビジネス、受験勉強や資格試験など、あらゆる事に当てはまる結果を出すための法則で、その結果をもたらしたとしても、それ以上の高みを目指せば、同じ曲線がやってくるのです。

このことを証明するように、成功する人に共通する資質があります。

それは「GRIT（グリット）」という力で、4つの言葉から作られた造語で、日本語では｢やり抜く力｣と訳されています。下記4つの要素を含みます。

・度胸（Guts）：困難に挑み、逆境にたじろがない勇気
・復元力（Resilience）：挫折から立ち直る力
・自発性（Initiative）：率先して物事に取り組む力
・執念（Tenacity）：どんなことがあっても物事に集中しつづける能力
『GRIT 平凡でも一流になれる｢やり抜く力｣』P21-25より要約。