労働より投資・運用から得られるお金の方が多いことに目を背けてはならない!

21世紀の資本

汗水垂らして働くことは美徳

日本人は昔からそう教えられてきたと思います。私もそう思います。

しかしながら、資本主義が進み、金融市場が形成されると、労働から得られるお金よりも、株や不動産の運用で得られるお金の方が多いという事実があります。

トマ・ピケティという人がベストセラーにもなった『21世紀の資本』という本の中で、それを表す方程式を紹介しました!

トマ・ピケティ

R(資本収益率)>G(経済収益率)

R株や不動産の運用で得られるお金(増加率:年間4%〜5%
G働くことで得られるお金(増加率:年間1%〜2%

トマ・ピケティ『21世紀の資本』より

事実は事実として、その事実に目を背けてはなりません。

2017年は仮想通貨元年とも言われ、年当初にビットコインを100万円を買っていたら、本日現在では2,000万円になっているという事実があるのです。

ここには労働が発生しているでしょうか?

ビットコインを買うという行為(=簡単な労働)は発生しています。

買うための勉強や情報収集は労働かどうか微妙ですね?
頭脳労働と言うことは言えそうですね!

ビットコイン

ということは、今は労働の中身が変わってきています。今後は、AIロボットなどにより、人間が行う労働の中身は、仕組みを作るとか人の感情を慮り支援したりする仕事に取って代わりそうですね!

これ自体も働いて価値を生み出していることには変わりないので、汗水は垂らさないけど、脳に汗していますので、美徳と言えなくもないですね?

資金を運用する時に、投資をする際に、何とも言えない感情が動きますが、これも十分痛みと言えそうですよね!

働くとか労働の中身は確実に変わって来ます。

もしかしたら、AIによる自動売買が発展すると、お金を預けて、運用するだけで、勝手にお金が増えていくと言うこともありそうですよね?

「そんなの働くとは言えない」と言ったところで、現実にそうなると、多くの人間は、それを利用すると思うのです。

人間はもともと楽をしたいと思っていますし、そうだからこそ産業が発展しているのです。楽するために自動車や飛行機が発明されたり、快適に過ごすためにエアコンが発明されたりする訳ですから、お金を稼ぐことを楽するための方法が生み出されて来ることは自明の理なのです。

そんな時代になっているということを、受け止めていくことが大切です。そして、そんな時代に幸せになる方法を考えていくことが重要です。

お金のために働くのではなく、お金は手段や武器として捉え、簡単に生み出せるなら、そこにストレスがかかる生活から脱して、自分の強みを発揮し、主体的に人や社会に貢献する働き方をしていくことこそ、充実した働き方になるのではないでしょうか?

では、何から勉強したら良いのか?
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以下は、池上彰さんの「池上彰’緊急’スペシャル|日本の富裕層と貧乏人の現状 なぜ世界から格差はなくならないのか?」についての番組がありましたので、是非ともご覧下さい

トマ・ピケティ『21世紀の資本』解説動画

21世紀の資本
投資の達人講座

(タラレバですが)上場直後にもし株を100万円分買っていたら現在いくらになっていたか?

・Facebook 600万円
・Salesforce 6200万円
・eBay 1.3億円
・Starbucks 2.2億円
・Netflix 3.8億円
・Nike 4.8億円
・Apple 5.5億円
・Cisco 6億円
・Amazon 13億円
・Adobe 17億円
・Microsoft 20億円

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