中田敦彦と両学長のお金の対談動画がアップされていました。
話している内容を聞くと、お互いの経緯や今後のこと、そして考え方、「お金の教育」の必要性、そして「FIRE」という言葉もいっぱい出てきました!
まず、「中田敦彦のトーク」チャンネルの「リベラルアーツ大学・両学長とお金の授業対談」動画から
次に、「両学長 リベラルアーツ大学」チャンネルの「【まさかの兄弟チャンネル化】オリラジ中田敦彦と学長が「お金」を語る【後編】【対談】」
話を聞いていると、「FIRE」自体は通過点であり、手段ですね!
これは、私の考え方とも全く同じで、「【第3回】FIRE(経済的自立&早期リタイヤ)を達成したら、本当に「幸せ」になれるのか?」の動画でも考察しています。
コロナ禍の中で、新しい生活様式&働き方や生き方の変革が加速しています。
そんな中で近年、欧米の20〜30代の間で「FIRE(ファイア)」と呼ばれる早期リタイアがムーブメントになっています。
若い年齢でのリタイアと聞くと多額の貯蓄が必要なイメージがありますが、FIREは誰でもめざすことが可能な概念として注目されています。
FIREとは「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の頭文字で、端的にいえば「早期退職して、お金のためにヘトヘトになるまで働く縛りから自分を解放する」というライフプランや概念を指します。
しかしながら、この「FIRE」が日本でも注目されており、それを達成する人が増えておりますが、その落とし穴というか、FIREだけで「幸せ」になれるのか?ということについて、考察してみました。
対談動画でも両学長が言っておりますが、「FIRE」しても結局は働くのだと。
私もそう思いますが、「FIRE」する前とした後では、働き方が変わると思うのです。「FIRE」する前は、生活のために、嫌な仕事もしないといけなくなるシーンも多いが、した後では、好きな仕事ややりたい仕事だけに集中できるようになるのです。
そういう意味では、「FIRE」することは、人生の充実という意味では、本当に重要な概念であり、「お金のリテラシー」を早く身につけて、人生の早期に達成することが目標にすると良いかと思うのです。
一生遊んで暮らすは幸せ?
もし働く必要がなかったとしたら、人間は働かなくなるのでしょうか?
例えば、テレビの前に一日中座って一生を過ごす。毎日贅沢三昧の食事をしてあとは寝て過ごす ── 。そうしてひたすら消費していくだけでそこに幸せを感じられるでしょうか?
きっと最初の数週間は楽しいでしょう。今まで「やらなければならなかったこと」から解放されて自由になるわけですから。でも、その生活は「楽」ではあるかもしれませんが、きっと「充実」してはいないでしょう。そして毎日楽してブラブラしているだけでは物足りなくなってくるでしょう。
人は本能的に楽な人生を生きたいというより、充実した人生を送りたいと願っているものです。そして、充実感とは「何かを達成したり」「何か意味あることに自分を活かすことができたり」「人の役に立ったり喜ばれたり」した時に感じるものです。
工程に様々な工夫を凝らし知的障害者を雇用してチョークを作り続けている日本理化学工業(株)の大山会長は働く幸せについて次のように語っています。
「人間の究極の幸せは、人に愛されること、人に褒められること、人の役にたつこと、人から必要とされること。働くことによって、この4つの幸せを得ることができる」
働く意味〜なんのために働くのか?より
「FIRE」そのものが目的になるのではなく、「FIRE」した後に、どのような生き方をするのかを「FIRE」する前に考えておく事が本当に大切であると思います。
しかしながら、「FIRE」を達成することで、自分が生きたい人生を歩みやすくなる事は間違いないです。
なので、私としては「FIRE」した先の生き方を見据えて、「FIRE」を目指す事が良い人生に近づくのではないでしょうか?