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タンス貯金はもったいない?そのメリットとデメリットとは

タンス預金

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タンス貯金

昨今では銀行が超低金利となっておりタンス貯金をする人も増えています。

また、マイナンバーカードが導入されて以降は、国に個人の資産を監視されていると感じる人も少なくありません。結果、タンス貯金をする人が増加しているのですが、本当に良いことなのでしょうか。

タンス貯金をすることのメリット

タンス貯金をすることのメリットについて考えてみましょう。タンス貯金をするメリットは銀行に手数料を支払わなくて良い点があります。

2016年から日本ではマイナス金利が導入されており、そのため銀行の普通預金口座の金利もかなり低くなっています。0.1%にも満たない金利となっており、ほとんど恩恵にあずかることができません。

それだけですとまだ銀行に預ける理由もあるのですが、ATMの利用手数料が有料化される動きが広まっています。

つまり、銀行を利用すればするほど手数料で損をしてしまう可能性が高いのです。しかし、タンス貯金をしているのならそうしたマイナスを避けることができます。

また、もう1つ注目したいのは銀行が潰れた時のペイオフ制度です。仮に貯金をしている銀行が倒産をした時、1000万円とその利息については保証しますという制度がペイオフになります。

つまり、1000万円以上の貯金があるのならその分は保証されることなく、水の泡となってしまうのです。昨今では銀行が倒産することもありえない話ではなくなっていますので、タンス貯金をすれば避けることができます。

タンス貯金をした時のデメリット

反対にタンス貯金をした時のデメリットも考えておきましょう。最初にあげられるのが災害によって紛失してしまったり、お金が使えなくなってしまうという点です。

ここ何年かは異常気象とも呼べる現象が続いており、毎年のように日本のどこかで災害が起こっています。

災害が起きることでタンス貯金がなくなってしまうリスクは高く、実際に東日本大震災のときにも所有者不明の現金が大量に発見されたそうです。

また、似たようなケースで盗難にあってしまう危険性も考えておくべきでしょう。家庭用の小さな金庫なども人気となっていますが、価格的には相応の値段となっていますので、そこまで導入する人は多くありません。

ただ、家に泥棒が入った時に金庫がなければ盗まれてしまう可能性が高くなります。

また、強盗などにあった場合はただお金の被害にあうだけではなく、最悪は命の心配をしないといけないでしょう。そうした点を鑑みれば、投資などで資産運用に貯金を回すのも1つの方法です。

タンス預金より資産運用

タンス貯金にはメリットも多いですが、デメリットも少なからずあります。確かに現状では銀行に預けるメリットが低いことから、タンス貯金をしたくなる気持ちも理解できます。

ただ、タンス貯金のデメリットも鑑みれば、多少のリスクはあっても資産運用に回した方が無駄にならないでしょう。

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